歯磨きで歯周病を予防とセルフケアだけでは防げない理由

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歯磨きだけの歯周病予防は不十分!本気で防ぎたいならプロのケアも受けましょう

歯周病の原因はプラークの中に棲む細菌ですから、毎日歯磨きをしていれば、歯周病は防げるような気がするかもしれません。
しかし、毎日歯磨きをしていても、歯周病になります歯磨きだけでプラークを100%除去するのは困難なのです。

もちろん、毎日の歯磨きが歯周病予防の基本ですが、それに加えてプロのケア(歯科医院で行う歯石取りやクリーニング)を受けることが大切です。

セルフケアだけで歯周病が防げないワケ

プラークは、ねばねばとした白い汚れです。粘着力があるので、うがいをしたくらいでは除去できません歯ブラシを当てなければ、プラークは除去できないのです。

全ての歯を磨いているつもりでも、全ての歯の表面に歯ブラシが届いているとは限りません。

セルフケアだけで歯周病を予防できない理由は、歯ブラシが届きにくい部位が誰にでもあり、プラークを全て歯磨きだけで除去するのが困難だからです。

  1. 歯の根元(歯根と歯冠の境目)
  2. 歯と歯の隙間
  3. 歯周ポケット

上記は、一般的に磨き残しが起こりやすい部分です。正しい歯の磨き方ができていなければ、このような箇所にプラークが蓄積してしまいます。
また、矯正装置を装着している場合には、装置を装着している部分に、歯ブラシが届きにくい傾向があります。

歯と歯の隙間の汚れは、歯ブラシだけでは落とせない

歯間ブラシ

汚れが残りやすい歯と歯の隙間は、歯ブラシだけで汚れを落とすのは難しいです。
歯と歯の隙間は、歯ブラシだけは約50%しか汚れを落とせないと言われていて、歯間ブラシやデンタルフロスの使用が効果的です。

プラークコントロールの基本は歯磨きですが、歯ブラシだけを使うのではなく、さらに効果を高めるデンタルリンスや電動歯ブラシなどの補助用具の併用も必要でしょう。

歯周病を効果的に予防するプロフェッショナルケア

歯周病の最大の原因、プラークを除去するには、定期的なプロフェッショナルケアも必要になります。
自分では落とし切れない汚れを、プロの手で徹底的に除去してもらうのです。

歯科医院で行っている歯のクリーニングは「PMTC(ProfessionalMechanicalToothCleaning)」と言い、歯科衛生士により、専用機器・専用薬剤を用いて行います。

PMTCで行うこと

pmtcで行う事

歯医者には、歯が痛くならなければ行かない人も多いのですが、歯が痛くならないために歯医者に行くことも必要です。
歯周病は歯の脱落をも招く恐ろしい病気ですから、後悔する前に、歯医者で予防することが必要でしょう。

歯石は自分で除去できる?

歯石を除去する「スケーラー」という歯石除去専用の器具が市販されていますが、専用の器具を使用すれば、自分で歯石除去ができるというわけではありません。

歯石は、歯に付着したプラークが時間がたって固まったものですが、歯にこびりついているので簡単には除去できません。
また、自分で無理に行うと、歯肉を傷つける可能性があります。確実で安全に歯石を除去するために、歯科医院でのケアをお勧めします。

また、特に歯石がつきやすいのは、下の前歯の裏側上の奥歯の外側(頬側)です。歯石になる前のプラークの段階で除去することが大切なので、つきやすい部位は注意して歯磨きを行うことも必要でしょう。

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