初期症状に気付いて!歯周病は痛みが出る頃には進行しています
歯周病は進行すると、歯が脱落したり、骨が溶けて顎が変形してしまったりする恐ろしい病気です。
進行すると完治は難しい病気ですから、早期発見・早期治療がとても大切になるのですが、初期の段階では痛みがないため、気付くことが難しいといえます。
「歯周病かな?」と思ってから、歯周病のことを調べる人は多いのですが、歯周病予防のために歯周病について知ろうという人は少ないのが実状です。
歯周病を予防・進行させないために、症状が出る前に歯周病についての知識を身に付けることも必要でしょう。
こんな症状ありませんか?~歯周病チェック~
上記は、歯周病の初期症状です。よくある症状だと感じる人も多いと思います。この段階で、歯周病対策をしっかり行えば、セルフケアや歯科でのクリーニングなどで、もとの健康な歯肉を取り戻すことも可能です。
進行すれば進行するほど、もとの健康な状態に戻すのは困難になってしまいます。
初期の歯周病(歯肉炎)の症状については、歯周病初期のページで詳しく紹介しています。
歯周病が進行してくると、こんな症状が出てきます
進行してくると、上記のような症状が出てきます。進行すると、歯を支える骨が溶かされ、歯が抜け落ちてしまうこともあります。
当てはまるものがある場合には、セルフケアだけでは改善できない可能性があります。早めに歯科を受診することをお勧めします。
歯周病中期の症状
歯肉に炎症が起きている状態(歯肉炎)から、さらに進行した状態です。歯肉が破壊され、歯周ポケットが4~5㎜と深くなってきます。
また、歯槽骨の吸収も始まってきます。
重度の歯周病の症状
歯周ポケットの深さは6㎜を超え、歯槽骨は溶けた状態であり、骨吸収が進むと歯のグラつきも生じてきます。歯茎が下がって歯が長く見えます。歯肉の色はさらに悪くなり、赤ではなく赤紫のような色になってきます。ひどくなると、歯が抜け落ちてしまいます。
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